加熱式タバコ市場の競争に昨年7月に参戦した「プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)」は他メーカーのライバル製品とは「加熱式タバコ独特の匂いが少ない」という面で一線を画し人気を集めています。
「旧プルーム・エス」から大幅アップデートが行われ、弱点と言われていた部分もかなり改善されました。
今回はプルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)の評価、各種フレーバーや、お得に購入する方法などをお伝えします。
プルーム・エス2.0とは？
「プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)」は加熱式タバコに分類されます。
「IQOS(アイコス)」や「glo(グロー)」と同じで、専用のタバコスティックを差し込み、電気で加熱して喫煙するためのデバイスです。
同じJTから発売されている「プルームテックシリーズ」はリキッドを蒸気化して、たばこ葉の入ったカプセルを通して吸い込む「VAPE」タイプの「低温加熱式」なのに対し、プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)は、たばこ葉の入ったスティックを電気の力で直接加熱する「高温加熱式」になります。
ですから、より「紙巻きたばこ」に近い風味を味わうことができ、紙巻きたばこ愛好者が比較的違和感なく移行できます。
従来のたばことくらべ、タールなどの有害物質が少なく、また受動喫煙の危険度が低い(ないわけではありません)ことで日本のたばこ市場においてシェアを拡大してきている方式です。
プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)の他のモデルとの違い
「プルームテック」「プルームテック＋」「プルームテック＋with」はすべて蒸気を発生させる「VAPE」タイプの機種なので今回詳細は省きます。
ここでは「旧プルーム・エス」と「プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)」の違いについてご説明します。
プルーム・エス2.0はメンソール特化型として発売され、その名の通りメンソール系のたばこの味わいを追求した機種です。
旧プルーム・エスには搭載されていなかった新加熱方式「テイスト・アクセル」が搭載されているのが特徴です。
この「テイスト・アクセル」は加熱温度のピーク時間を長くし、吸いごたえをアップさせるための機能です。
これにより旧プルーム・エスに比べ、メンソール系の風味が増し、喫煙時の満足感が上がりました。
もちろんレギュラータイプのタバコスティックも楽しめます。
さらにプルーム・エス2.0の満充電時の喫煙本数は「約20本」と、旧プルーム・エスの「約10本」から大幅に改善され、旧プルーム・エス最大の弱点と言われていた部分を見事に克服しています。
旧プルーム・エスからの改善点は他にも、喫煙可能までの加熱時間(待ち時間)が、40秒から30秒へ短縮、喫煙時間は3分30秒から4分30秒へ伸び、充電時間は90分から60分へ短縮されました。
そして充電用ポートがmicroUSBからUSBタイプCへ仕様変更されたのもうれしい改善点です。
プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)のフレーバー
もともとプルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)用のタバコスティックは11種類あったのですが、6月16日よりリニューアルされて9種類となっています。
リニューアル後のタバコスティックは、たばこ葉のブレンドが改良されていて、レギュラータイプには、たばこ葉の中でも香りが高いと言われる葉肉の部分「ラミナ」がブレンドされたことにより、奥深い味わいになりました。
プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)のタバコスティックには「メビウス」と「キャメル」2種類の銘柄があります。
それぞれメビウスは2種類、キャメルは7種類のフレーバーです。
「メビウスシリーズ」
- メビウス・スムース「調和の取れた、スムースな味わい」
- メビウス・メンソール・コールド「キレのある、氷冷メンソール」
「キャメルシリーズ」
- キャメル・スムース「口あたりの良い、なめらかな味わい」
- キャメル・メンソール・コールド「突き抜ける、強烈メンソール」
- キャメル・メンソール・ブラックミント「クセになる、ハーバルメンソール」
- キャメル・メンソール・パープル「フワッと香る、ベリーフレーバー」
- キャメル・メンソール・イエロー「スッキリ香る、シトラスフレーバー」
- キャメル・メンソール・レッド「ギュッと香る、アップルフレーバー」
- キャメル・メンソール・マスカットグリーン「スカッと香る、マスカットフレーバー」
「メンソール特化型」を謳うだけに、メンソール系がズラッと並んだラインナップです。
プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)の口コミ・評価
実際にプルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)の購入者による口コミをネット上から一部拾い上げて、
良い評価と悪い評価、両方をご紹介します。
良い評価
- IQOS(アイコス)やglo(グロー)にくらべて、独特のにおいが少ない
- 他の加熱式タバコから乗り換えたが、汚れにくく掃除の手間がない
- 前モデルとくらべて吸える本数が増えた
- 吸いごたえが上がったので満足できた
イマイチな評価
- 最初の吸いごたえが最後まで続かない
- プルームテック＋などにくらべると匂いは気になる
- 他のデバイスに比べて大きい
- カラーによっては滑りやすく、落としやすい
吸いごたえが上がったという評価と、その吸いごたえが長く続かないという両面の意見がありますね。
「紙巻きたばこ」は吸い終わりに近づくにつれ吸いごたえが上がっていきますが、「加熱式タバコ」は逆に吸いごたえが落ちる傾向にあります。
以上のことを踏まえても、プルーム・エス2.0の評価として「吸いごたえが続かない」という意見が他製品にくらべ多く見られるということは改善が必要な点かもしれません。
とは言え全体的には、プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)から加熱式タバコを始めた人も、他の加熱式タバコから移行してきた人も、満足度は高いようでした。
プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)おすすめの購入場所
プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)はコンビニ、たばこ販売店、プルームショップなど販売店が多く、ネットショップでも比較的入手は簡単です。
ですが、2021年7月2日現在、プルームでは「乗り換え応援割り」というキャンペーンを展開しているので、これを利用して購入するのがいちばんお得に購入する方法です。
すでに加熱式タバコを利用していることが前提となりますが、お手持ちの加熱式タバコのデバイスをキャンペーン対象店舗に持ち込んで下取りに出すと、プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)を2,500円オフの1,480円で購入することができます。
最寄りの対象店舗は公式サイトでさがしてみてください。
下取り対象となるデバイスは、「プルームシリーズ」「IQOS(アイコス)」「glo(グロー)」「PULZE(パルズ)」「lil ＨＹＢＲＩＤ(リル・ハイブリッド)」です。
このように他メーカーのデバイスも対称なので、プルーム・エス2.0(Ploom S 2.0)に乗り換えを考えている場合はこのキャンペーンを利用しましょう。
また、旧プルーム・エスを愛用している方なら、今がお得に機種変更するチャンスとなります。
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