JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)スターターキットレビュー!

今回の記事は、「オールインワンタイプのVAPEは味が薄い、満足できない」などの評価を過去のものとした「JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)」の特集です。

オールインワンタイプ史上最高との評価を受け、発売から4年たった今もロングセラーを続けるFOG1。今回はそのスペックや使い方、口コミなどをご紹介します。

JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)スターターキットのスペック・特徴

FOG1のスターターキットに同梱されているものは、以下の内容です。

  • 本体
  • 交換用コイル(0.5Ωと0.8Ω各1個)
  • 予備Oリング
  • 説明書(日本語)

     

    FOG1のスペックは、以下の通りです

    サイズ H113.5×W20×D20mm
    重量 82.9g
    バッテリー容量 1,500mAh
    出力 定電圧出力 0.5Ωコイル使用時24W 0.8Ωコイル使用時15W
    リキッドチャージタイプ トップフィルタイプ
    ドリップチップサイズ 510規格
    保護機能 過充電保護、過放電保護、短絡保護、オーバーヒート保護

     

    スターターキットには2種類のコイルが同梱されています。

    向かって左が0.8ΩのMTL用コイル。右が0.5ΩのDL用コイルになります。コイルの下部の穴が吸気穴なのですが、大きさが違うのがおわかりいただけると思います。MTL用が約2mm。DL用が3mmになっています。

    この差がドロー(吸い込み時の空気の抵抗)の重さの違いを生み出しています。用途に応じてお好みのコイルでDL用、MTL用と使い分けてください。

    • DL用:OCC Bottom Coil 0.5ohm(ダイレクトラング・直肺吸い)
    • MTL用:OCC Bottom Coil 0.8ohm(タバコ吸い・口吸い)

      (DLとはダイレクトラングの略で肺に直に吸い込む方法です。MTLとはマウストゥ・ラングの略でたばこのように一度口の中にためてから吸い込む方法です。)

      FOG1の【安全・保護機能】

      FOG1には安全機能も装備されているので安心して使用できます。

      【ショート保護】
      バッテリーとアトマイザーが接続時にショートを検知すると、バッテリーを保護するために自動的に電源が切れます。

      【過熱保護】
      電源ボタンが10秒以上押されると、バッテリーとアトマイザーの過熱を防ぐために自動的に電源が切れます。

      【過放電・過充電保護】
      電池残量が著しく減ったとき、過放電によるバッテリーの劣化を防ぐために自動的に電源が切れます。同様に、満充電になった際は過充電による損耗をふせぐために自動的に電源が切れます。

      JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)の使い方

      FOG1の充電方法

      まずFOG1本体を充電します。

      ①1AのmicroUSBケーブルをパフボタン裏の本体充電ポートに差し込み、充電します。

      スターターキットに充電ケーブルは同梱されていないので注意してください。

      FOG1の充電時の注意

      FOG1(フォグワン)のスターターキットには、充電コードが付属していません。ですので別途マイクロUSBコードを用意する必要があります。

      そこで誤って急速充電用のものを使ってしまわないよう注意が必要です。大変危険ですし、本体の故障に繋がる可能性があります。

      FOG1(フォグワン)に限ったことではありませんが、急速充電ケーブル2A(アンペア)と2A充電器を、通常の1Aバッテリーの充電に使ってしまわないようによく確認してください。

      特にVAPE製品は日本語表記の説明書がないことも多いため、ネットなどで自分で調べる必要があります。

      FOG1 リキッドの補充の仕方

      次にアトマイザーにコイルを装着するのですが、このとき、トップキャップにはチャイルドロック機能が採用されていますので、少し下方向に押し付けながら回さないと外せません。トップキャップが外れたら、次はタンクを回して外します。タンクと本体には凸凹があるので、組み上げ時には凸凹を合わせてロックしてあげてください。

       

      コイルを装着したらタンクを戻し、リキッドを注入します。

       

      タンクに「MAX」の表示があるので、表示を超えないように注意してください。

      リキッドがコイルに浸透するまで、しばらく(10分程度)待ちましょう。

      FOG1タンク、メンソール系・柑橘系は要注意!?

      FOG1のタンクはドイツ製のポリカーボネートが使用されています。こちらは割れにくくて燃えにくい素材ではあるのですが、ガラスではないのでメンソールや柑橘系リキッドを使用すると、タンクが劣化しヒビが入ってしまう恐れがあります。メンソール系を使っても大丈夫だったという方もいるようですが、強メンソール系は避けた方が無難かもしれません。

      FOG1の吸引方法

      パフボタンを連続3回押しで電源を入れます。

      電源をオフにするときも同様の操作方法です。

       

      あとはパフボタンを押しながら吸引します。

      無段階式のエアホールがありますので、エアホールを開閉して好みのドロー(吸い心地の重さ)を試してみてください。

      吸い心地の調整方法

      エアホール全開

      しっかりとした吸い心地です。味は普通に感じられます。

      エアホール2/3

      味はそこまで変わらず、吸ったときの音が少し小さくなります。

      エアホール3/1

      一番おすすめの吸い心地。しっかり吸った感じもありながら、音も気になりません。味も一番出ている感じです。

      エアホール全閉

      全く吸えないです。しっかりとした作りになっています。

      FOG1バッテリー残量の確認方法

      バッテリー残量が少なくなるとLEDが6回点滅しますので、再び充電してください。

      電池残量はLEDの色によって確認できます。

      100〜60%
      59〜30%
      29〜0%

      充電時も同様にLEDで残量を表示します。満充電になると、白く点灯していたLEDが消灯します。

      JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)の口コミ・評価

      販売を開始して数年がたっているので、FOG1の口コミはネット上で多数見ることができます。

      その中でも目立っている「良い口コミ」と「イマイチな口コミ」を一部抜粋と言う形でご紹介します。

      良い口コミ

      • 評判通りの美味しさ!味がよく出ている
      • 液漏れが少ない
      • ミスト量(蒸気量)が多く満足
      • 手のひらサイズで持ち運びが楽
      • 機能がシンプルで使いやすい
      • 耐久性がある

      イマイチな口コミ

      • 交換用コイル価格が高めでランニングコストが気になる
      • コイルから破裂音がする、すぐに焦げる
      • コイル(0.8Ω)が度々品切れになる
      • 正規品じゃないものが届いた
      • 液漏れがひどい

       

      やはり、「美味しい」「味が濃い」という口コミが多く見られました。液漏れも少なく、満足度は高いようです。

      しかしランニングコストの心配や、コイルが焦げるといった口コミもありました。

      リキッドによってはガンク(焦げ付き・煤)が付きやすいものがあるようです。特にバニラなどの甘めのリキッドは焦げやすいので注意しましょう。

      また、FOG1(フォグワン)のタンクはガラス製でないため、メンソール系のリキッドは控えるように言われています。メンソール系のリキッドを使用してひび割れが入ったという人もいるので、特に強めのメンソールが好きな方はFOG1(フォグワン)で試すのは避けた方がいいかもしれません。

       

      気になったのは、良い口コミに「液漏れが少ない」という意見があるのに、イマイチな口コミには「液漏れがひどい」といった意見もあるという点です。液漏れ時のチエックポイントについても調べてみました。

      JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)液漏れ時のチェックポイント

      では、液漏れしない人と、液漏れする人のレビューなどから、なぜ液漏れするのかを検証していきたいと思います。

      もちろん、「イマイチな口コミ」にもあった「正規品じゃないもの(偽造品)」だった場合は論外です。

      すぐに返品手続きをしてください。

      JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)の外箱にはシリアルナンバーがついているので、公式サイトでこのシリアルナンバーを打ち込めば正規品かどうかを確かめることができます。

      液漏れをする人の多くの原因

      コイルのねじ込みが甘い

      トップキャップを外し、タンクを外し、コイルをセットするときに、この「コイル」のねじ込みが甘いと液漏れを起こします。

      口コミでも「最初は液漏れが酷かったけれど、コイルを締めなおしたら改善された」といった意見が多数見られました。

      ですから液漏れを起こしたのなら、まず最初にこの部分を疑ってみてください。

      もちろん、各部のOリングの損傷にも気を付けて下さい。

      コイルにリキッドが染み込みすぎている

      コイルはリキッドの中に常に浸っている状態なので、染み込みすぎて吸いきれなくなったリキッドが下のエアフローから出てきてしまう場合があります。

      リキッドは暖かい状態だとサラサラになるので使用後に立てて置いておくとより漏れやすくなります。寝る前など長時間使わない時や使用して熱くなった後は、アトマイザーを逆にして保管し、コイルにリキッドが染み込みすぎないようにしておくと液漏れ防止になります。

      リキッドの粘度が低い

      液漏れの原因の一つにリキッドの粘度があります。リキッドはPGとVGという2つの主成分からなっており、PGはサラサラ、VGはドロドロです。一般的にはこの2つの比率が、50%対50%となっています。液漏れ対策を考えるなら、VG比率が60〜80%くらいのリキッドがおすすめです。ただし、粘度が高いリキッドは染み込みづらいため、反対に焦げやすくなるというメリットもあるので注意してください。

      FOG1にプルームテックのたばこカプセルが装着できる!?

      ベイプだけではキック感が物足りないという方は、プルームテックのたばこカプセルを装着して、好きなフレーバーの風味とタバコのキック感を同時に味わう使い方もおすすめです。

      ニコチン入りのリキッドは日本では販売が禁止されていることもあって、手に入れるなら個人輸入になりますので抵抗がある方も多いのではないかと思います。そのような方にはタバコカプセルとの併用は選択肢の一つとしてアリかと思います。

      ただ、そのままFOG1のドリップチップにプルームテックのタバコカプセルを突っ込むことはできないので、個別にアダプターの準備をして、タバコカプセルが装着できるサイズに変換する必要があります。

      アマゾンなどでは、プルーム・テック互換のドリップチップが多数販売されています。デザインも様々ですので気になった方は是非チェックしてみてください。

      まとめ

      発売から数年たった今も人気のFOG1は、スターターとは思えない味の濃さを実現し、ベイプ上級者のなかでも「サブ機」として持ち歩いている人も多くいるそうです。

      やはりVAPEは、味が良く出るデバイスと巡り合えるかどうかでその後の付き合い方が変わります。

      JUSTFOG(ジャストフォグ)FOG1(フォグワン)は上級者からも高い評価を得ていて、これからのあなたのVAPEライフの「基準」になってくれるかもしれません。

       

      価格も2,900円台とお求めやすい設定になっていて、VAPEを始めるには持って来いのデバイスではないでしょうか?

      新しいVAPEと出会い、機種を乗り換えていっても、手のひらサイズのオールインワンモデルであるFOG1は、あなたのサブ機として長く付き合える優れた製品であると言えるでしょう。

       

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