加熱式タバコのブームで市場にあふれる「アイコス互換機」、一体どのくらいの数があるのでしょうか?
純正アイコスよりも高性能で安価なものも多く出回っていますが、どれを買ったらいいのか迷うのも事実ですね。
今回はその中のひとつ、pluscig v10(プラスシグブイテン)をレビューしていきますので、購入のひとつの目安として、ご一読いただけたら幸いです。
pluscig v10(プラスシグブイテン)とは?
pluscig v10(プラスシグブイテン)は「アイコス」の互換機です。
アイコス用のヒートスティックが使用できる電子タバコということです。
他にもアイコスに使用できるニコチンレスのタバコスティックなども、同じく利用できます。
pluscig v10(プラスシグブイテン)は純正のアイコスよりも安価で、「アイコス3 DUO」などのようにホルダーとチャージャーに分離しておらず、スリムなペン型1本のデバイスです。
持ち運びがらくちんでスタイリッシュな点が人気の理由のひとつです。
次は純正アイコスとの違い、優れている点や、劣っている点などもご紹介していきます。
pluscig v10(プラスシグブイテン)の仕様・特徴
pluscig v10のスペック
サイズ | 14mm×14mm×135mm |
バッテリー容量 | 900mAh |
加熱時間 | 約7秒 |
喫煙時間 | 約3分30秒 |
喫煙可能本数 | フル充電で約15本 |
充電時間 | フル充電まで約1時間半〜2時間 |
充電ポート | microUSB |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、レッド |
価格 | 2,600円前後(各ショップによる) |
pluscig v10のアイコスと比較した特徴
まず、サイズですがアイコスのホルダーよりは長いです。
しかし、これ1本でホルダーとチャージャーが完結していると考えると、目をつぶれるくらいのサイズ感ではないでしょうか。
喫煙時間についてはアイコスが6分(14パフ)に対して、pluscig v10では3分30秒とかなり短いです。実際のところ、3分30秒あれば喫煙時間としては十分ですが、アイコスで慣れている人は注意が必要です。
そして喫煙可能本数ですが、「15本」となっていますので、アイコスの20本にくらべると弱いですね。やはり正直なところ1箱(20本)は吸えるだけの容量が欲しい所です。
ただ、アイコスと違い「連続での喫煙」が可能です。一本吸い終わるごとの充電が必要ない、チェーンスモーク可能な仕様で、ここがpluscig v10の1番の特徴であり、「ウリ」の部分になると思います。
また、最速7秒の加熱で吸い始められるため、アイコス正規品の20秒と比べると格段に速いのも特徴的なポイントです。
そして価格が安いというのも魅力ですね。この価格帯なので、多少アイコスより劣る部分があるものの、この値段でこれだけのスペックでしたらコスパが良いのではないでしょうか。
重さ | 喫煙本数 | 連続喫煙 | 値段 | |
IQOS3 | 125g (ホルダー込み) |
20本 | × | 10,980円 |
IQOS3 multi | 50g (ホルダー込み) |
10本 | ○ | 8,980円 |
pluscigv10 | 28.4g | 15本 | ○ | 2,700円 |
pluscig v10(プラスシグブイテン)スターターキットの中身
- 本体
- 掃除用綿棒
- 説明書
- シリコンキャップ
- microUSBケーブル
2600円のスターターキットを購入すれば、あとはお好みの互換性のあるタバコスティックを用意するだけです。この価格帯であれば気軽に購入できそうですね。
pluscig v10(プラスシグブイテン)の使い方
pluscig v10の使い方は非常にシンプルです。
まずは本体の充電をします。本体の下部にUSBポートがあるのでUSBケーブルを使って充電します。
充電が終わりましたら、まずタバコスティックを差し込みます。
次に、スライド式のスイッチを「ON」にすれば、LEDが点滅して加熱が開始されます。
約7秒後、LEDが点滅から点灯に変わり、1回バイブが振動すれば加熱完了なので喫煙しましょう。
1回の加熱時間は約3分30秒となります。
喫煙終了の合図ですが、スイッチのLEDが光ってブルブルと1回振動があり、自動で電源切れます。この時点で電源ボタンもスライドしてOFFにします。
続けて連続吸引する場合は、電源を一度OFFにした後、またONにすると加熱が開始されます。
吸い終わったら、スイッチをもとの「OFF」に戻して、吸い殻を抜いたら終了です。
吸い殻を抜くときは「回しながら」抜くのがコツです。
pluscig v10(プラスシグブイテン)のメンテナンス方法
何度か使用すればタバコスティックの燃えカスのようなものが内部に残りますので定期的な掃除が必要になります。
掃除のときはキャップをはずし、さらにニードル部分(タバコスティックを刺す針状の部分)の周りを囲っている金属部品もはずせますので、純正アイコスより掃除はしやすく、かなり隅々までキレイにできる仕様になっています。
くっついたタバコ葉を放置したままにしていると味の劣化につながるので綿棒でしっかり加熱部のたばこ葉を掃除しましょう。ブレードに負担をかけないように優しく手入れしてください。
たばこスティック挿入部もカスが残るのでブラシでかき出すように掃除してください。
pluscig v10(プラスシグブイテン)の口コミ・評価は?
ネット上からpluscig v10の口コミなどを集めました。
良かった点、イマイチだった点をいくつか紹介いたしますので、購入の目安にしてください。
良かった口コミ・評価
- デザインがカワイイ
- コンパクトで電源を入れてからすぐに吸えるところが気に入っている
- スイッチ式なので誤作動がなくて良い
- この安さでこの機能なら十分!
イマイチだった口コミ・評価
- 味が薄い気がする
- 充電残量がわからない
- 満充電でも15本は吸えない、12本くらいは吸える。
- アイコスと比べると煙・味が全体的に薄め
- 自動クリーニング機能がついていない
やはり低価格というところと、シンプルな操作がユーザーの満足度につながっている印象です。
イマイチな点で、「充電残量がわからない」といった意見が多く見られました。
pluscig v10にはバッテリー残量を示す機能がなく、喫煙終了時にブルブルと震えて合図があるだけですのでこの点は弱点と言えます。
「吸おうと思った時に充電切れ」、なんてことが起こり得ますので注意が必要です。
そのほかに、「味が薄い」「純正と味が違う気がする」などの口コミもいくつか見られましたが、そもそも純正アイコスの加熱部分は「ブレード式」で、pluscig v10の加熱部分は「ニードル式」なので、少々味わいは異なります。
ニードル式は、ブレード式よりも加熱面積は狭くなりますが、ヒートスティックを差し込みやすい利点があり、アイコス互換機の多くが採用しています。
それほどの違いはないのですが、気になる人は一定数いるようなので、購入をお考えの際はその点を踏まえたうえで検討しましょう。
pluscig v10(プラスシグブイテン)のメリット・デメリット
pluscig v10のメリットデメリットをまとめると以下のとおりです。
pluscig v10のメリット
- 一度の充電で、15回連続吸引が可能
- 吸引開始までの時間が7秒と短い
- レビュー記載で、2ヶ月間の自然故障に対して保証
- 価格が安い
pluscig v10のデメリット
- 加熱ブレードが細く、折れやすい
- 正規品と比べると若干味が落ちる
- 充電残量が分かりにくい
pluscig v10(プラスシグブイテン)の販売店は?コンビニやドンキでも売ってる?
pluscig v10(プラスシグブイテン)は残念ながらコンビニやドラッグストア、ドンキホーテでは販売されていないようです。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなどのネット通販で入手できますので、気になった方は商品ページをチェックしてみてください。
pluscig v10(プラスシグブイテン)まとめ
ここまでpluscig v10(プラスシグブイテン)の特徴や、口コミなどを紹介してきました。
pluscig v10(プラスシグブイテン)は、ペン型の一体型デバイスであり、コンパクトでスタイリッシュなデザイン。
安価でシンプルな操作性、最大のウリは連続での喫煙が可能というのがpluscig v10の長所でした。
逆に、純正アイコスとは味わいが少々異なり、バッテリー残量がわからないところが不便、といった弱点も存在しました。
満充電時でも15本までは吸えないという意見もありましたので、「アイコスの代わり」と言うよりは、「サブ機」というポジションでの運用がおすすめです。
普段は純正アイコスを使用している人が、充電の待ち時間で使用したり、バッテリーを気にしなくても良い場所での使用など、生活スタイルの中で「補助的な位置」に置くと、pluscig v10はあなたの良いパートナーとして力を発揮してくれそうです。