iStick Pico(アイスティックピコ)はリキッドをアトマイザータンクに注入し吸引するタイプの電子タバコです。Eleaf(イーリーフ)という電子タバコメーカーが販売しており、いわゆるボックス型の電子タバコになります。
今回はそんなiStick Pico(アイスティックピコ)の使い方や口コミ・評判・おすすめの設定について解説します。おすすめのアトマイザーについても触れますので、最後までお付き合いください。
iStick Pico(アイスティックピコ)の概要・スペック
iStick Pico(アイスティックピコ)は2016年に発売してから2021年現在までユーザーに愛され続けている電子タバコ(VAPE)です。
iStick Pico(アイスティックピコ)は現在以下のような機種の種類があります。
- アイスティックピコ75W
- アイスティックピコ21700
- アイスティックピコX
- アイスティックピコ25
- アイスティックピコBABY
中でもアイスティックピコ75Wのスタンダードタイプがアイスティックピコの中では代表的なベイプです。いろんなアトマイザーに合わせやすいことから多くの人の人気を集めています。ベイプ初心者の方にもお勧めするならアイスティックピコ75Wでしょう。
特質すべきは本体のサイズで、手のひらで覆うことが可能なほどコンパクトです。小さなサイズにも関わらず、出力は最大75Wと決して低いわけではないです。
新色も5色加わり、合計14色とメタリック調からウッド系まで幅広く豊富なラインナップが用意されています。
- iStick Pico MOD本体
- Melo Ⅲ Mini タンクアトマイザー
- カンタルコイル0.5Ω、カンタルコイル0.3Ω(組み込み済み)
- USBケーブル
- 交換用Oリング
- 取扱説明書
その他に必要なものとしてバッテリーとACアダプターがありますが、こちらはセットに予め付属していないため、自身で用意する必要があります。店舗によってはバッテリーとセットで販売しているところもあるので、確認して購入するようにしてください。
iStick Pico(アイスティックピコ)の使い方を解説
iStick Pico(アイスティックピコ)を使用するには、まず事前準備として本体の充電と、アトマイザータンクへのリキッドの注入が必要です。
iStick Pico(アイスティックピコ)充電方法
まず充電ですが、別売りの専用充電池を使用します。
通販サイトの説明欄や仕様欄に
例)『 IMR18650電池を1本使用(30A以上推奨)』
などと記載があるので、そこで必要なバッテリーの種類が確認できます。
アイスティックピコ75Wであれば、IMR18650電池を用意します。
「IML」や「IMR」と明記されているバッテリーは比較的発火や爆発のリスクを抑える仕様になっていますので、そういった記載のあるバッテリーが安心でしょう。
「18650」はサイズのことで、前半の2桁が直径、後半の3桁が長さを意味しています。
充電池は本体のバッテリーキャップを開け、挿入する仕組みです。充電池は両端がプラス極とマイナス極になっていて、必ずプラス極を下向きに挿入します。
その後付属のmicroUSBケーブルをACアダプタ等に接続することで充電が開始されます。
本体モニターに電池のようなマークが点滅したら充電中の合図になります。フルに充電が完了するとマークが消灯します。
リキッドの注入方法
次にリキッドの注入についてです。
本体のガラス部分からトップキャップと呼ばれる蓋部分をひねると外すことができます。
側面に沿うようにリキッドをアトマイザータンクの8分目あたりまで注入すると準備完了です。
リキッドの注入には注意点が2点あります。
1点目にリキッドを注入する際に必ず側面から入れる必要があり、中央部の穴にリキッドを注入すると故障やトラブルの原因となってしまいます。
2点目はコイルを新しく使う場合は、加熱しての吸引の前に、10分ほど放置する必要があります。新しいコイルの中のコットンは乾いているので、しっかりと放置することでコットンが焦げてしまうことを抑制できます。
iStick Pico(アイスティックピコ)の操作方法
充電とリキッド注入の事前準備が完了したら、電源を入れればいつでも使用できます。電源のオン・オフは楕円形の発煙ボタンを5回連続で押すと切り替わります。
電源をオンにしたら発煙ボタンを長押しすることでリキッドが水蒸気となり吸引することができます。使用後は忘れずに電源をオフにしましょう。
iStick Pico(アイスティックピコ)おすすめの設定、ワット数
iStick Pico(アイスティックピコ)は3種類のモードがあります。簡単に解説すると以下のようになります。
【VW】Wattageモード
(VW)モードはワット固定モードです。電力を固定することで、コイルの抵抗値から自動で電圧を最適化してくれます。スターターキットに付属のコイルを使用する場合はこのモードを使います。
コイルを変更した場合にはコイル本体に抵抗値と推奨ワット数が表示されているので、確認してワット数を調整します。
Bypassモード
このモードはバッテリー電力とコイルの抵抗値のみを設定するメカニカルモードです。何かトラブルが発生してもバッテリーと直結しているのと同じ状態が続くので、基本的に使用はおすすめしません。
【TC】Temperatureモード
こちらは温度管理をするモードになります。コイルの温度設定をすることで、コイルに流す電力を最適な値に制御します。コイルの綿の焦げ防止や、風味の調整、バッテリー寿命の延長が図れるので設定しておくと良いでしょう。注意点としては、温度管理機能に対応しているコイルを使用する必要があり、非対応のコイルでは機能しません。
以上3つのモードがありますが、付属のコイルを使用する場合、設定はWattageモードのみでOKです。Wattageモードの設定について詳しくみていきます。
【VW】Wattageモードの設定方法
まず、本体電源をオンにし、発煙ボタンを3回連続で押すことで現在のモードが本体モニターに表示され、Wattageモードの場合はWattageという文字が表示されます。
モードが表示されている状態で本体下部の+ボタン、-ボタンを押すことでモードを変更することができます。Wattageモードに変更してください。
表示されたら、発煙ボタンを1回押すことで、選んだモードに決定されます。この状態再度本体下部の+ボタン、-ボタンを押すとワット数の調整ができるようになります。
ワット数が高いほど水蒸気量は増加し、ワット数が低いほど水蒸気量は減少します。ワット数はあげればあげるほどリキッドの消費量、電池の使用量が増え、コイルの寿命も短くなります。
付属のアトマイザーに最初についているコイルの抵抗値の場合、おすすめは40〜60Wくらいがおすすめです。このくらいで十分煙の量も感じられるでしょう。目安としては本体モニターの「v」の表記が3vから4Vくらいになります。
iStick Pico(アイスティックピコ)はエアフローという空気の通り道を調整することもできます。アトマイザータンクの下部を回転させることで空気の量を調整し、開けば開くほど吸引できる水蒸気の量が増加します。好みの水蒸気量に調整して使ってみてください。
iStick Pico(アイスティックピコ)のコイルのカスタムについて
iStick Pico(アイスティックピコ)のカスタムでは、特にコイルがカスタマイズをする価値があります。コイルは数週間おきに交換する消耗品ですので、いろいろなコイルを試して好みのものを見つけることも楽しさの1つです。
多様な抵抗値のコイルが販売されていて、数値に応じて水蒸気量が変化します。iStick Pico(アイスティックピコ)の温度管理機能を活かして使用したい方には、ニッケルタイプ、チタンタイプがオススメです。
温度管理機能付きのこれらのコイルに変更した場合は、先に紹介したTCモードで設定を変更するのを忘れないようにしましょう。
設定手順
発煙ボタンを素早く3回押し本体下部の+ボタン、-ボタンでTemperatureモードに切り替えます。この時にコイルの材質によって選ぶモードの最後の文字が違うので注意してください。
- ニッケル → Ni
- チタン → Ti
- ステンレススチール →SS
再び発煙ボタンで決定します。
スクリーンが温度変更画面に切り替わるので、本体下部の+ボタン、-ボタンで温度を調整します。設定温度は350°F~500°F(180℃~280℃)の範囲内で設定しましょう。単位が「°F」ですので間違えないように注意してください。
iStick Pico(アイスティックピコ)の口コミ・評判
・1つ持っていて損はないと思います。とにかくコンパクトで女性や手の小さい人にオススメです。出力も十分なので買って後悔することはないかなと思います。
・重宝しています。想像以上にコンパクトで驚きました。とくに嬉しいポイントは味が美味しいことと、たっぷりの水蒸気を味わえることです。
・節煙目的で購入しました。加熱式タバコを使っていますが、iStick Pico(アイスティックピコ)を併用することで節煙できています。キック感がけっこう感じられることがポイントです。
・以前ペンタイプの電子タバコを使っていましたが、iStick Pico(アイスティックピコ)に移行しました。リキッドの跳ねや液漏れがほとんどなくて大満足です。節煙できたらと思って購入しましたが、予想以上に効果が出ています。
・はじめての電子タバコとして購入しました。慣れれば簡単に使うことができます。キック感を感じられて喉にくる感触が紙巻きたばこみたいです。しかもニコチンとタールがないので最高です。
iStick Pico(アイスティックピコ)はコンパクトなデザインに定評があり、味や煙量も評価されているポイントとなっています。
iStick Pico(アイスティックピコ)のアトマイザーは自分好みのアトマイザーにカスタムすることができます。味わいを重視したい、煙の量を重視したいなど好みに合わせて自分のお気に入りをぜひ探してみてください。
iStick Pico(アイスティックピコ)におすすめのアトマイザー5選
アイスティックピコにおすすめのアトマイザー1
「Aspire Cleito(アスパイヤークリート)」
Aspire Cleito(アスパイヤークリート)は味、煙の量ともに満足度の高さを両立したアトマイザーです。爆炎重視のセッティングにしても味が落ちることがないです。煙の量と味わいのバランスが取れた製品はなかなか他にありません。販売価格が2000円台と手頃なこともポイントです。
デメリットとしては爆炎系のため、リキッドの消費が増えることです。コスパ重視の方にはあまりお勧めできないです。
アイスティックピコにおすすめのアトマイザー2
「Aspire Nautilas2(アスパイヤーノーチラス2)」
VAPEはもっぱらMTL派という人におすすめなのがAspire ”Nautilus 2”(アスパイヤーノーチラス2)です。ドローの重さや濃い味わいを感じられるでしょう。ヘビースモーカーの方でVAPEに乗り換えたい方も味わいが濃く、吸った感がしっかりとあるのでおすすめです。デザインも個性的なのでこれ一つで個性が表現できます。
味わい重視の設計なので高抵抗のコイルを使った方が、アトマイザーのポテンシャルを十分に発揮できるでしょう。リキッドの使用量、コイルの交換頻度、ランニングコストがかなり抑えられるのでコスパを気にする人にもおすすめです。
アイスティックピコにおすすめのアトマイザー3
「INNOKIN iSub-B Sub Ohm Tank(イノキン アイサブビー)」
こちらも味わい重視でお馴染みのINNOKIN(イノキン)のiSub-b(アイサブビー)アトマイザーです。
iSUb-Bは新たなコイル『Plex3Dメッシュコイル』を採用しています。
このコイルには、「Micro-Grooves」という技術が用いられいて、0.35Ωという爆煙というには比較的高い抵抗値ながら、メッシュコイルにギザギザの加工を施して表面積を稼ぐことで濃い味と多くのミストを発生することに成功した画期的なもの。
抵抗値の割にミスト量も多く、爆炎派の人もこれなら満足できるという完成度。
抵抗値が低いので、バッテリー持ちが良く味わいも良く煙の量も増したとあれば一度は試してみたいですね。
アイスティックピコにおすすめアトマイザー4
「INNOKIN Zlide TANK(イノキン ズライドタンク)」
こちらもINNOKIN(イノキン)のZlide(ズライド)アトマイザーです。サイズもスペックもデザイン製も申し分なくアイスティックピコにぴったりです。価格も比較的に安くリキッド漏れがないのが嬉しいポイントですね。知る人ぞ知るアトマイザーで、あまり使っている方を見かけませんが、イノキンの中でも海外では人気のタイプのアトマイザーです。
アイスティックピコおすすめアトマイザー5
「Eleaf MELO3(イーリーフメロ3ミニ)」
eLeaf “Melo3 Mini ” (イーリーフメロ3ミニ)はアイスティックピコのスターターキットを購入すると高確率で付属してくるアトマイザーです。
MODと同じ会社のアトマイザーなので機能的な相性が良いことはもちろん、デザインの観点からも馴染みがいいです。味もよく、コイルの交換頻度もそこまで多くなく、突出して目立つ特徴はないけれど、悪い点も目立たない全体的にバランスのとれた製品です。ただ、多くのPICOユーザーが使っているため、人と被らず、個性を出したい方は他のアトマイザーを検討する方がいいでしょう。
アイスティックピコ でニコチンが吸いたい方
「JUSTFOG Q16クリアロマイザー」
アイスティックピコ でニコチンが吸いたい方はプルームテックのタバコカプセルが装着できるJUSTFOG Q16クリアロマイザーがおすすめです。もともとJUSTFOG Q16クリアロマイザーセットになった「プルームテック対応 ピコベビーQ16 スターターキット」も販売があるのでニコチンも摂取したい方はアイスティックピコ 75Wではなく最初からそちらを購入する選択肢も良いかと思います。ニコチンも吸いたい!という方はそちらも検討してみて下さい。
タバコカプセル を使用する際の注意点
プルームテック対応のカプセルを使用する場合は極力10W前後で使用しましょう。出力設定が高いとカプセルが焦げてしまいます。タバコカプセルを使用する際は出力設定を確認するのを忘れないようにして下さい。少しでも焦げ臭い匂いがしたら出火の危険もあるので使用をやめて下さい。
まとめ
いかがでしたか?iStick Pico(アイスティックピコ)はコンパクトなデザインとアトマイザーやコイルのカスタマイズの豊富さが魅力です。
楽しみながら飽きずに長く使い続けることができるでしょう。
コンパクトなものが好きな方、カスタマイズを楽しみたい方には間違いなくオススメの電子タバコです。機能面でも調整機能が豊富ですので、是非自分好みの電子タバコに仕上げて楽しんでみてください。
ニコチンなし電子タバコならParfum(パルファン)がおすすめ!
インフルエンサーも愛用で話題のVAPE・Parfumをご存じですか?
Parfumは、スタイリッシュなデザインとニコチン・タール0で先進的なタバコに代わるリフレッシュができると大注目の電子タバコです。
タバコにはニコチンが含まれているから、電子タバコにも普通のタバコのようにニコチンが入っているのでは?と疑問に思われるかもしれません。
ですが、Parfumであれば、ニコチンやタールが一切含まれていなくても、喉にガツンとくるキック感や爆煙を楽しむことができるので、タバコを吸っているかのような感覚で気軽に楽しむことができます。
Parfumはこちら
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